スリランカ アーユルヴェーダ
スリランカでは古代インドから伝わったアーユルヴェーダと固有の伝統医療が融合した療法が今でも人々の生活に密着しています。
スリランカ独自のハーブを多用するなどの特徴がありますが、その目的は健康を維持すること(予防医学)と 病気になってしまった身体を治癒させること(治療)の2つで、そのために身体エネルギーとでもいう3つのドーシャのバランスを調えることを基本とするなど、アーユルヴェーダの原型を残している、と言われています。
スリランカ政府にはアーユルヴェーダ省があり、国立の研究所や病院、国営の製薬会社を持つなど、その継承と発展に力を入れており、政府観光協会でも紹介しています。スリランカでアーユルヴェーダの施術を受けることはそう難しいことではありません。日本の大手旅行会社でもアーユルヴェーダを組み込んだツアーを用意している他、スリランカを得意とする旅行会社では滞在型の体験ツアーを企画しています。そのためのアーユルヴェーダ専門ホテルも多くあり、マッサージやヨガだけでなく、アーユルヴェーダの理論にもとづいた料理を提供しています。老舗のリゾートホテルであり、アーユルヴェーダ治療施設でもあるバーベリン・リーフやジェフリー・バフ設計のホテルとしても有名なマハ・ゲダラ、日本人オーナーが経営するアーユピアサなど知られています。
さらにスリランカでアーユルヴェーダを学ぶ機会として国内のアーユルヴェーダ・スクール、サロンで留学制度を用意しているところがあります。
|